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2022.12.23更新

絶対に知っておきたい、保険治療でのリスク4点とは?

川崎市 川崎新町駅近くにある歯科医院 京町歯科医院 院長の友貞です。

当院は、患者様の希望にそってあらゆる治療を提供できるように、保険治療だけではなく、
セラミックなどを使った審美歯科や歯を失った際に用いるインプラント治療など、自費治療にも力を入れています。

今回は保険治療のリスクについてお話していきたいと思います。保険治療は、自費治療に比べて安価に治療ができます。
ですが、それにともなってのリスクもあるため、しっかり認識頂いた上で選択頂くことが重要です。

歯科治療に使われる銀歯には色々な種類の金属を使用していますので、これらのデメリットも知った上で保険治療を選択頂くことが重要です。

●知っておきたいリスク① 銀歯をいれることで起こる金属アレルギーについてのリスク

歯を削った際に入れるものとして、銀歯は保険治療としては一般的かと思います。
正確には、「銀合金」や「金銀パラジウム合金」と呼ばれる金属です。これらは、口の中に長い期間入っていると金属イオンが溶け出してきてしまいます。
これが長い時間、体に吸収され続けることで、金属アレルギーを引き起こすことがあります。

具体的には、以下のような症状が見られます。
・口角炎
・頭痛、肩こりなどの症状
・口唇炎
・アトピー性皮膚炎
・接触性皮膚炎

●知っておきたいリスク② 歯の表面や歯肉に着色してしまうリスク

金属イオンは体に吸収されることで、その部分が黒く染まってしまうことがあります。
審美的なデメリットが生じてしまいます。

●知っておきたいリスク③  治療した歯に虫歯が再発してしまうリスク

保険で使われる銀歯は、耐久性が弱く、長い間口の中に入っていることでサビてきます。
こういった腐食がはじまってしまうと、詰め物・被せ物が変形してしまい、削った歯との間で隙間ができます。食事などをすると、
この隙間に汚れが溜まりってしまい、菌の繁殖リスクがあがってしまいます。これらの隙間は自宅での歯ブラシなどではケアしきれないため、
汚れが詰まった状態を放置してしまうことになり、そこから虫歯が発生する可能性が高くなってしまいます。

●知っておきたいリスク④ 体の不調の原因が特定できない不定愁訴(ふていしゅうそ がおこるリスク

不定愁訴が発生する1つの要因として、口の中の「金銀パラジウム合金」、「銀合金」が考えられます。
その原因はガルバニー電流です。ガルバニー電流とは、口の中に金属があることで発生する微量の電流です。
ごくわずかな電流が発生してしまうことで、原因不明のイライラや不眠の症状、痛みがでたり疲労感を感じたりすることがあります。

●まとめ
当院では治療を進めるにあたり、しっかりと詰め物・被せ物を選択して頂く上でのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
今回のブログでは、保険治療を選択した際のリスクをお話しました。
もちろん、ここでお伝えした内容について、こういった症状が出る確率は多くはありませんが、このようなリスクが起きることをご承知おきください。
大切なのは、選択する前に、しっかりと知識を持っておくことかと思います。
日本の歯科医療おいて、保険治療の基準が設定されてから数十年変わっていません。
自費診療で行われている最新の治療と比較すると大きな差があり、コスト面でのメリットがあったとしても健康上のリスクが存在します。
しっかりとご納得頂いた上で選んで頂くことが重要です。

コスト面ではなく、あくまで健康面を重要視したい、
なるべく天然の歯を残していきたいという要望であれば、審美性や機能面に優れたセラミック治療などを選択頂くこともよいかと思います。
これから治療をおこなっていただく方の参考になればと思います。

京町歯科医院
歯科医師 院長 友貞 宗人(ともさだ むねと)

投稿者: 京町歯科医院

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川崎新町の京町歯科医院は虫歯や歯周病を始め、審美治療やインプラントなど幅広く治療を行っています。無痛治療も得意としているので、お子さんの診療もお任せください。