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2025.03.10更新

# インプラントの仮歯が外れた時にすべきこととその対処法

川崎市 川崎新町駅近くにある歯医者 

京町歯科医院 院長の友貞です。

当院ではインプラント治療に力を入れています。

 

 

まえがき

インプラント治療において、仮歯は重要な役割を果たします。

しかし、仮歯が外れると不安や困惑を感じる方も多いでしょう。

本記事では、インプラントの仮歯が外れた際の原因や対処法、予防策について詳しく解説します。

インプラント治療を受ける方々が安心して治療を進められるよう、わかりやすく説明していきます。

 

目次

  1. インプラントの仮歯とは
  2. 仮歯が外れる主な原因
  3. 仮歯が外れたときの対処法
  4. 仮歯の再装着とその手順
  5. 仮歯の外れを防ぐための予防策
  6. 仮歯が外れることによるメリット・デメリット
  7. まとめ

 

1. インプラントの仮歯とは

インプラント治療において、仮歯は本歯が完成するまでの間に使用される一時的な歯です。

仮歯は治療中の口腔内の機能維持や見た目の改善に寄与し、咀嚼機能をサポートします。

また、仮歯を通じてインプラント周囲の組織が適切に形成されるため、

最終的な本歯の安定性にも影響を与えます。

仮歯の素材や形状は患者様の口腔環境や治療計画に合わせて選定され、

治療期間中に何度か調整や交換が行われることが一般的です。

【参考情報】当院のインプラント治療について

 

 

2. 仮歯が外れる主な原因

仮歯が外れる原因はいくつか考えられます。

まず、仮歯の取り付けが不十分である場合、

長時間の使用や咀嚼時の力で外れることがあります。

また、インプラント周囲の組織が不安定な場合や歯垢・汚れが適切に除去されていない場合も仮歯が外れやすくなります。

さらに、患者様自身の口腔ケアの不足や、仮歯の素材が適していない場合も外れやすさにつながります。

過度な力を加えることや不適切な食事内容も仮歯の脱落原因となり得ます。

【参考情報】インプラント治療の痛みについて解説!痛みがある場合の対処法も紹介します。

 

 

 

3. 仮歯が外れたときの対処法

仮歯が外れた際には、まず冷静に対処することが重要です。

以下のステップを参考にしてください。

まず、外れた仮歯を保存し、破損がないか確認します。

次に、仮歯が外れた部分やインプラント周囲を優しく清掃し、再装着を試みます。

自分での再装着が難しい場合や再度外れやすい場合は、速やかに担当の歯科医師に連絡しましょう。

応急処置として、仮歯を仮固定する場合は、歯科用の接着剤を使用せず、医師の指示を仰ぐことが推奨されます。

無理に仮歯を装着しようとすると、インプラントや周囲の歯肉に悪影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。

 

 

4. 仮歯の再装着とその手順

 

仮歯が外れた場合、再装着は迅速に行うことが望ましいです。

再装着の際の基本的な手順は以下の通りです。

まず、歯科医院で仮歯の状態を確認し、必要に応じて清掃や調整を行います。

その後、インプラント上に専用のシリコンライナーを使用して仮歯をセットします。

このライナーは仮歯とインプラントの間に適切なフィット感を提供し、安定した装着をサポートします。

また、必要に応じて再装着後の調整を行い、患者様が快適に仮歯を使用できるようにします。

再装着後も定期的なチェックを行い、仮歯の状態を維持することが重要です。

 

 

5. 仮歯の外れを防ぐための予防策

仮歯の外れを防ぐためには、日常的な口腔ケアと定期的な歯科医院でのチェックが欠かせません。

毎日のブラッシングやデンタルフロスを用いた清掃を徹底し、歯垢や食べかすをしっかりと除去することが重要です。

また、硬い食べ物や粘着性の高い食品を避けることで、仮歯の脱落リスクを低減できます。

さらに、定期的な受診時に仮歯の状態を確認し、必要に応じて調整や再固定を行うことが推奨されます。

仮歯の素材や形状についても、歯科医師と相談し最適なものを選ぶことで、安定性を高めることが可能です。

 

 

 

6. 仮歯が外れることによるメリット・デメリット

仮歯が外れることには、いくつかのメリットとデメリットが存在します。

メリットとしては、仮歯が外れることで早期に問題点が発見され、

インプラント治療の進行状況を確認する機会となる点が挙げられます。

これにより、必要な調整や治療の見直しが可能となります。

一方、デメリットとしては、仮歯の脱落により咀嚼機能が一時的に低下し、

食事が困難になる可能性があります。

また、仮歯が外れることで口腔内のバランスが崩れ、

不快感や心理的なストレスを感じることもあります。

さらに、仮歯の再装着や修復には費用と時間がかかることもデメリットとして挙げられます。

 

 

まとめ

インプラント治療における仮歯は、治療の成功と患者様の快適な生活に欠かせない要素です。

仮歯が外れる原因を理解し、適切な対処法と予防策を講じることで、

仮歯の安定性を維持し、治療を円滑に進めることができます。

万が一仮歯が外れた場合でも、冷静に対処し、歯科医師と連携して迅速に対応することが重要です。

日常的な口腔ケアと定期的な診察を心掛け、健康で美しい歯を維持しましょう。

 

 

京町歯科医院 

日本顎咬合学会認定医

院長 友貞 宗人(ともさだ むねと)

【参考情報】院長紹介ページ

【所属】日本顎咬合学会、スタディーグループ赤坂会、東京SJCD

投稿者: 京町歯科医院

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川崎新町の京町歯科医院は虫歯や歯周病を始め、審美治療やインプラントなど幅広く治療を行っています。無痛治療も得意としているので、お子さんの診療もお任せください。