京町歯科医院ブログ

2024.09.11更新

インプラント治療の痛みについて解説!痛みがある場合の対処法も紹介します。

川崎市 川崎新町駅近くにある歯医者 京町歯科医院 院長の友貞です。

当院ではインプラント治療に力を入れています。

多くの症例を経験していますが、

それをもとに今回は、インプラント治療の痛みについてお話をしていきます。

 

インプラント治療は手術ですが、基本的には局所麻酔を使用して行いますので、

治療中に痛みを感じることはほとんどありません。

また、治療後の痛みも一般的には軽度で、処方された痛み止めで管理できることが多いです。

 

目次

1.インプラント治療は痛いのか?

2.インプラント治療中の痛みについて

3.インプラント治療後に痛みを感じた場合の対処法

4.インプラント治療後に痛みが持続する場合の対処法

 

 

1.インプラント治療は痛いのか?

インプラント治療は、顎の骨に人工歯根を埋め込む手術ですが、

局所麻酔を使用するため、基本的に治療中に強い痛みを感じることはありません。

手術後の不快感や違和感はあるかもしれませんが、これも一時的なもので、通常は軽減します。

インプラント治療中の痛みについて心配な方は、以下の情報を参考にしてください。

 

 

2.インプラント治療中の痛みについて

麻酔の際: 初めに表面麻酔を行い、その後局所麻酔をします。

注射の際に少し刺す感覚がありますが、これは一時的なものです。

麻酔が効くまで少し時間がかかる場合もありますが、痛みを感じたら歯科医にすぐに伝えましょう。

 

埋入手術: 手術中は麻酔が効いているため、通常は痛みを感じることはありません。

しかし、麻酔の効き方には個人差がありますので、治療中に違和感を感じる場合もあります。

その際は歯科医に伝え、麻酔の調整を行ってもらいましょう。

 

抜糸: 手術後約1週間後に行われますが、抜糸時に少し痛みを感じることがあります。

糸が引っ張られる感覚や傷跡に対する刺激ですが、通常は軽度です。

痛みが気になる場合は、歯科医にご相談ください。

 

埋入手術直後: 手術後の数日間は腫れや痛みが出ることがありますが、

これも時間と共に和らぎます。

処方された痛み止めを使用することで、痛みの管理が可能です。

 

 

インプラント治療は痛みを伴うこともありますが、現代の医療技術により、その多くは軽減されます。

治療に関する不安や疑問がある場合は、遠慮せずに歯科医に相談することをお勧めします。

【参考情報】【ぜひ、事前に知っておきたい】インプラントの危険性と4つの失敗事例をご紹介

 

 

3.インプラント治療後に痛みを感じた場合の対処法

インプラント治療後に痛みを感じた場合の対処法について説明します。

 

インプラント治療は外科的な処置ですが、麻酔を使用するため、

通常は手術中に強い痛みを感じることはありません。

しかし、手術直後や手術後1〜2週間は軽度の痛みを感じることがあるかもしれません。

その際の対処法は以下の通りです。

 

  1. 痛み止めを服用する

インプラント治療後に痛みを感じても、処方された痛み止めを使用することで多くの場合症状を軽減できます。

処方されたものでなくても、市販の痛み止めを使用しても問題ありませんが、必ず医師の指示に従って服用してください。

 

  1. 冷やす

インプラント埋入後に腫れや痛みが出た時に、痛み止めが効きにくい場合は患部を軽く冷やしましょう。

直接氷や冷却剤を当てる場合は、過度な冷やしすぎに注意してください。

これが痛みを増す原因になることもあります。

 

  1. 食事に注意する

麻酔が効いている間は口の中を噛まないように注意してください。

手術後は温かい飲み物や硬い食べ物を避け、口の中の傷を保護しましょう。

また、アルコールの摂取も傷の治りを遅らせる可能性があるため、控えてください。

 

  1. 禁煙する

タバコは傷の治りを妨げる成分を含んでおり、

インプラント治療中は特に痛みや腫れが起こりやすいとされています。

術後1週間程度は禁煙することをお勧めします。

 

  1. 安静にする

術後は過度な運動や入浴を避け、安静にして血行を穏やかに保ちましょう。

これにより、出血や痛みのリスクを軽減できます。

 

  1. 口の清潔を保つ

治療部位以外は通常通り歯磨きを行い、治療部位は指示された方法で清潔に保ちましょう。

抜糸までの間は特に慎重に行い、歯科医の指導に従ってください。

 

これらの注意点を守ることで、インプラント治療の痛みや不快感を最小限に抑えることができます。

治療に不安がある場合は、いつでも歯科医に相談することをお忘れなく。

【参考情報】インプラント治療は痛いのでしょうか?痛みの原因や軽減方法についてご紹介!

 

 

 

4.インプラント治療後に痛みが持続する場合の対処法

インプラント埋入手術後、通常は1〜2週間で痛みは落ち着くことが多いです。

しかし、痛みが長引く場合や、痛み止めが効かないほど激しい場合は、

何らかの問題が起きている可能性があります。

 

 

以下の症状がでたら歯科医院を受診するべきです:

 

・痛み止めを使用しても痛みが和らがない

・手術後2週間以上が経過しても強い痛みが続く

・出血が止まらない

・しびれや鼻血などの異常な症状がある

 

 

通常、インプラント治療後には痛み止めで十分に症状を管理できます。

痛み止めが効かない場合は、処方された薬が適切でない可能性がありますので、早めに歯科医に相談しましょう。

 

痛みや症状が長引く場合や悪化する場合は、何らかのトラブルのサインかもしれません。

通常、手術後2〜3日で出血はおさまることが多いですが、それ以降も続く場合は異常の可能性があります。

 

特に、しびれや鼻血などの異常な症状が現れた場合は、迅速に歯科医に診てもらう必要があります。

下顎の治療では大きな神経が関係するため、しびれが出ることもありますし、

上顎の場合は鼻の近くにインプラントが入り込んでしまうことがあります。

 

インプラント治療は外科手術ですが、適切な対応と医師の指示により、

多くの症状は管理可能です。手術後の不安や痛みについては、いつでも専門医に相談することをお勧めします。

 

 

 

京町歯科医院 

日本顎咬合学会認定医

院長 友貞 宗人(ともさだ むねと)

【参考情報】院長紹介ページ

【所属】日本顎咬合学会、スタディーグループ赤坂会、東京SJCD

投稿者: 京町歯科医院

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